■11月発売?のプレゼン本、
出版社へ提出し、現在、レビュー待ちです。
ドキドキします。
━━殿堂入り━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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実践的!!プレゼンテーションの『コツ』講座 No.074号
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−プレゼンテーションとPowerPointのコツを学べるメールマガジン−
購読者数7921名
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今やビジネスマンにとって必要不可欠となった「プレゼンテーション」を成功
させるためには、多くの『コツ』があります。
1.どのようにプレゼン資料を準備するのか?
2.PowerPointでどのように作成するのか?
3.発表方法は?
筆者が10年の経験から学んだ、より実践的で、より最適なプレゼンテーション
方法を伝える”殿堂入り”メールマガジンです。
なお、本メルマガの内容は、以下のサイトで書ききれない、より詳細なスキル
をお伝えするものです。全体像は以下のサイトをご覧下さい。
http://www.nakeru-p.com
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■1.プレゼン資料準備の『コツ』・・・言葉を選ぶ
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<前回のまとめ>
「説得力を持たせるためには、論理的であるかどうかが重要です。論理的であ
るとは、話の流れが縦につながっているか(縦の論理)、また、漏れやダブり
がないか(横の論理)ということです。」
という内容でした。
●プレゼンで聞き手に説得力を持たせるためには、論理的であることが重要と
いうのは前回、お伝えした通りです。これを補足するなら「聞き手の視点に立
って構成を考えましょう」ということです。
●さらに、説得力を持たせるためのコツとして、今回は『言葉』について説明
します。というのは、プレゼンを実施する際、言葉を選ぶというのは、当たり
前のようでいて忘れ去られていることが多いからです。
●しかし、説得力を持たせるためには、言葉選びがとても重要なのです。特に
注意したいのが英語を使う場合です。例えば、「SCM、CRM」などの英語の頭文
字をとったもの、あるいは「コア・コンピタンス、レバレッジ」などの英語を
カタカナ表記したものです。
●このような言葉は巷に溢れています。そこで、これらの言葉を使って以下の
ような発表をした人がいたとします。
・CRMを実現するためにコアコンピタンスに資源を集中
・SCMによりレバレッジを最大化
●こんな発表を聞いたら「なんのこっちゃ?」と思いませんか?分るようで分
らない。日本語なのか、英語なのか、何なのか?聞き手は置いてけぼりです。
もちろん同じ知識を持った人が聞き手であれば問題はありません。何の疑問も
なく理解できるからです。
●しかし、聞き手が同じ知識を持たない場合、言葉がすり抜けるだけで腑に落
ちない状態になるはずです。これでは説得力を持たせることは不可能です。
では、なぜ、このような発表をしてしまうのでしょうか?その内面は、以下で
はないかと想像します。
1.発表者が新しい概念を的確に表現する日本語が思い浮かばない
2.発表者が新しい概念を理解したため、使いたい
3.発表者が難しい言葉を使って聞き手より優位に見せたい
4.発表者は、聞き手のことなど考えていない
●どれか一つということではなく、これらが複雑に入り組んでいるのかも知れ
ません。では、それぞれ具体的にどのように対処すればよいのでしょうか?
1.発表者が新しい概念を的確に表現する日本語が思い浮かばない
⇒この場合、それでも日本語でうまく表現できないか考えてみましょう。
それでも見つからない場合、発表の際、その言葉の意味を説明するよう
にしましょう。
2.発表者が新しい概念を理解したため、使いたい
⇒自己満足なだけです。即刻止めて日本語でうまく表現できないか考えま
しょう。
3.発表者が難しい言葉を使って聞き手より優位に見せたい
⇒最悪です。即刻止めて日本語でうまく表現できないか考えましょう。
4.発表者は、聞き手のことなど考えていない
⇒言語道断です。何のためにプレゼンをやるのか改めて考えましょう。
そして、日本語でうまく表現できないか考えましょう。
●いずれにせよ、聞き手のことを考慮して言葉を丁寧に選び、使うことです。
なぜなら、プレゼンでは表情や服装と同時に言葉が重要なコミュニケーション
の要素なのです。
自分が使いたい言葉を使うのでなく、聞き手が理解できる言葉で翻訳して説明
することです。そうすることが説得力を持たせることにつながります。
※CRM:Customer Relationship Management
企業が顧客との間に、長期的・継続的な「親密な信頼関係」を構築する
ことで、顧客のベネフィットと企業のプロフィットを向上させることを
目指す総合的な経営手法
※SCM:Supply Chain Management
生産から最終需要にいたる商品供給の流れに参加する部門・企業の間で
情報を相互に共有することで、プロセスの全体最適を目指す経営手法
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■2.PowerPoint修得の『コツ』・・・・ハイパーリンクの色の変更
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<前回のまとめ>
「500 種類ものサンプル図形が”無料!!”でダウンロードできます。作りた
い図形のイメージが頭の中にある場合は、自分で作るよりこのサンプル図形
をコピー&ペーストするだけなので楽だと思います。」
という内容でした。
●また、セミナー受講生ネタです。
先日、セミナーを開催した際、以下の質問がありました。
「スライドの中でハイパーリンクを設定した場合の配色の色を変更する方法を
教えて欲しい。」
という内容でした。
●ご質問の内容を説明すると、例えば、以下のスライドがあったとします。
┌────────┐
│ プレゼン一番 │
│ │
│ │
└────────┘
このスライドの中の「プレゼン一番」にhttp://www.nakeru-p.com を設定し、
マウスでクリックするとブラウザが立ち上がり、http://www.nakeru-p.com の
画面が表示されるようにしたい。
しかし、この時、「プレゼン一番」の文字が水色になって見にくいので修正す
る方法を知りたい。(※注意:環境によって水色でない場合があります。)
●このようなご質問でした。ハイパーリンクの色を変更するのは、とても簡単
です。以下の手順で実施してみてください。
1.[書式]→[スライドのデザイン]を選択します。
2.作業ウィンドウの中の[スライドのデザイン→配色]を選択します。
3.[配色の編集]を選択します。
4.配色の編集画面の中の[現在の配色]の箇所に[強調とハイパーリンク]が表
示されます。この左側の四角の色が現在のリンク色です。
5.強調とハイパーリンクの色の四角を選択して[色の変更]ボタンをクリック
します。
6.[色の変更]ボタンをクリックすると、[強調色とハイパーリンクの色]が表
示されるので、ここでリンクの色を選び、OKボタンを押します。
●以上です。なお、一箇所設定するとすべてのスライドの中のハイパーリンク
の色が変更されます。プレゼンで「見難くなったなあー」と思った時には、配
色を変更してみてください。
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■3.お薦めのメルマガ
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実は、早くやらなければいけない仕事があるのですが、なかなか手をつける
ことができずにいます。忘れている訳ではありませんよ。
早くやれば良いのにできないのです。
しかし、このメルマガを読んで、なぜ、出来ないのか分りました!!
詳しくはコチラ
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すべてのビジネスパーソンに贈るメルマガです。
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■4.編集後記
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先日、下の子供が入園するかも知れない幼稚園の見学に行きました。
この幼稚園、園児だけで1000人以上、先生も200人以上いるそうです。
なんでそんなに人気があるのだろう?と思っていたのですが、
行って見て分りました。
環境が抜群なのです。
山の一角がすべて幼稚園で自然に囲まれて生活できるようになっているのです。
ママ達の目も侮れないですね〜。
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□発行元:実践的!!プレゼンテーションの『コツ』講座
□担 当:杉田恭一(ナケルワタル)
□e-Mail:info@nakeru-p.com
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:http://www.pp-temp.com (パワーポイントテンプレートショップ)
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