「プレゼンテーションって簡単に見えるけど、実際やるとなると結構、難しいですね。」という声をよく聞きます。 この”難しい”とは、他人のプレゼンテーションを”のほほん”と見ているとあまり気づかないのですが、 「受動的な立場」から「能動的な立場」へ変わることによって、様々なスキルが必要になったためなのです。 映画を観るのにスキルは必要ないですが、映画を作るには様々なスキルが必要なのと同じです。 そこで、多くの方がここでパワーポイント(PowerPoint)の活用方法などの技術書を購入してスキルを磨きにかかるのです。 しかし、ちょっと待ってください。 スキル以上に重要なのは”気持ち”です。 どんなにスキルを磨いたとしても気持ちのこもったプレゼンテーションができなければ人は動かせません。 なぜなら、聞き手は感情を持った「人」だからです。人は単純に論理だけで判断するものではありません。 論理を超えて感情で判断することも多いのです。そのため、聞き手の感情を揺さぶる、まさに”泣けるプレゼンテーション” ができるかどうか(実際に泣くことはありませんが...)にかかっています。 そして、そのためには、発表内容や発表する人の哲学や生き方までも問われます。 「その商品は社会に役立つのか?」、「その技術は本当に人を幸せにするのか?」と言ったことを追求し、 自分なりの解を導き出した上で発表しなければならないのです。 なんか、難しくなってきましたね。 ともかくスキルを磨くこと第1に考えるのではなく、それ以前に気持ちを高めることが重要なのです。 ただ、「気持ちを込めたプレゼンテーションを行えば、資料はまったく不要だ!!」、というのも現実的ではありません。 それも分ります。そのため、プレゼンテーションを行う上で必要な3つのスキルを整理しました。 その1:どうやってプレゼン資料を作るのか?
その2:(それを)パワーポイント(PowerPoint)でどうやって作るのか? その3:(それを)どうやって発表するのか? |