■6月発売予定のプレゼン本、
出版社からチェックが入りました。
結構、修正箇所が多いです!!(^^;)
文章の癖や、内容が理解できない、などの指摘がありました。
でも、プロにみてもらうって良いですね。
勉強になりました。
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実践的!!プレゼンテーションの『コツ』講座 No.059号
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−プレゼンテーションとPowerPointのコツを学べるメールマガジン−
購読者数6377名
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今やビジネスマンにとって必要不可欠となった「プレゼンテーション」を成功
させるためには、多くの『コツ』があります。
1.どのようにプレゼン資料を準備するのか?
2.PowerPointでどのように作成するのか?
3.発表方法は?
筆者が10年の経験から学んだ、より実践的で、より最適なプレゼンテーション
方法を伝える”殿堂入り”メールマガジンです。
なお、本メルマガの内容は、以下のサイトで書ききれない、より詳細なスキル
をお伝えするものです。全体像は以下のサイトをご覧下さい。
http://www.nakeru-p.com
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■1.プレゼン資料準備の『コツ』・・・失敗しました...
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<前回のまとめ>
「人は見た目が9割というが、それを鵜呑みにしてはいけない。ビジネスプレ
ゼンならロジックが重要なのです。詳しくは、神奈川大学の平野先生のコラ
ムをご覧ください。
⇒http://www.invenio.jp/column/newrelease01_m.html」
という内容でした。
●前号の平野先生のコラム、読んでいただけましたか?
ビジネスプレゼンでは見た目ではなくロジックを重視せよというのは改めて勉
強になりました。プレゼンのノウハウを伝える方って沢山いますが、見た目が
勝負という人とロジック勝負という人がいる訳ですから聞いている方は困りま
すよね。
●でも、こういうことって最後は自分の判断だと思います。ロジック重視と言
われても「俺はやっぱり見た目にこだわる。それで100回やって100回とも成功
している。」という人も中にはいるはずですから。
●つまり、最後は自分の判断を大切にした方が良いと思うのです。最近、そん
なことを強く感じています。
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●先日、渋谷でセミナーを開催しました。ご参加いただいた皆様、ありがとう
ございます。その時の質疑応答で「杉田さんの過去の失敗事例から教訓を教え
てもらえないか?」という質問がありました。
●質疑応答の時に少しお応えしましたが、メルマガの皆さんにも改めてご紹介
させていただきます。
●1.方向性の確認
まだ、入社5年目ぐらいでした。メーカーの営業の方(50代)から依頼されて企
画書を作成していた時のことです。
一週間ぐらいかけて資料を作成し内容確認のために打ち合わせに行きました。
資料はまだ完成ではなく、第1案というレベルです。相手も一人、こちらも一
人です。
●しかし、少し見るなり「全然違う。こうじゃないよー。何やってんだよ!」
と叱られました。方向性がズレていたのです。そして、私の目の前で、その営
業の方がパソコンを取り上げ、自らパソコンに入力しながら「1.目的、目的
の1つ目は○○を実現すること。2つ目・・」と作り直されたのです。
●これはショックでした。一週間の作業がムダだったということです。遊んで
いたわけではないですよ。一所懸命やったけどムダだったのです。その場にい
るのが恥ずかしくて穴があったら入りたいという心境です。
●しかも最悪なのは、その営業の方から企画書を代行作成する代わりにお金を
いただいていたのです。例えるなら、レストランに食事に行ってあまりに料理
が不味いから自分で厨房に入って食事を作ってそしてお金を払うようなもので
す。これってコックとしては立場がないですよね?
●原因は、経験不足もありますが、やはり、方向性の確認を怠ったことです。
作業を開始する前に完成イメージを共有していればこのような事態には陥らな
かったと思うのです。しかし、当初はどのように方向性の確認をすればよいの
かすら分かっていませんでした。
●そこで、これを回避するために工夫したのが、以下の3点です。
・サイトのStep1 で紹介している「ヒアリングシート」を用意し書き込む。
・構成が完成した段階で確認する。
・下書きが完成した段階で確認する。
プレゼン資料を段階を経て作成しているのは、このように他の方と確認を取り
ながら進むことができるため、自分にとっても相手にとっても有効なのです。
●これは決して代行作成の時だけではないですよ。皆さんも上司から突然、プ
レゼンを依頼された時、最終イメージを早い段階で上司と共有してください。
そうでないと私のように穴を探すことになりますよ!!(^^;)
●このような経験を経て、作業を開始する前の段階で最終イメージを描くとい
うことがとても重要だと思っているのです。そのためサイトやセミナー等でも
しつこく「方向性を確認しましょう」と繰り返し説明しています。
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●2.情報の膨らませる
2つ目の失敗は、これも初期の頃、メーカーの営業の方から企画書の作成依頼
を受けた時のことです。まだパワーポイントが世の中に存在しない頃で企画書
や提案書というのは、WORDで作成していました。
●私の周りは、皆、プログラマだったので参考になる企画書や提案書もありま
せん。そこで本屋で「企画書の作り方」のような本を読んで、なんとなくと理
解したのです。
●それでもこれが全然、うまくいかないのです。うまくいかないなんてもので
はありません。「途方に暮れる。」とはこんな心境なんだと思いました。それ
でもヒィヒィ言いながら作成して提出しました。
しかし...2秒でボツになりました。(^^;)
●当時は、まったく分かりませんでしたが、今となっては原因が分かります。
・手順の不理解
・情報を膨らませられていない
●大雑把にいうと経験不足なのですが、まずは手順が分かっていなかったので
す。本を読んで頭では理解しているつもりでも身体で理解していない、そんな
感じです。手順については繰り返し資料を作成し、身体で覚えるしかないと思
っています。
●そしてもう一つ重要なのが情報の膨らませ方です。1つの事柄を10に膨ら
ませる能力です。例えば会社説明のプレゼンをやるという場合、当時の私なら
「会社名、住所、電話番号、事業内容、社員数など」
会社のパンフレットに掲載されているような情報しか思い浮かばないのです。
それ以上、何が必要なのかさえ、さっぱり思いつきません。
●しかし、今なら
・事業内容の中でアピールできるものを1つピックアップしよう
・過去の実績を掲載しよう
・社員の声を掲載しよう
・取引先も掲載しよう
など、情報を膨らませることができます。
●ただ、これが意外に難しいものです。何もないと思ってしまうと何も見つか
らないのですが、何かあると思うと色々と見えてくるのです。
これについては「パワープレゼンテーションhttp://tinyurl.com/lnq73」の中
で右脳と左脳では役割が違うのだという記述があり、すごく納得できました。
●簡単に説明すると自由に発想を膨らませるというのは右脳の働きで、左脳は
論理や理性など制御する働きを得意としているというものです。「会社説明と
いってもうちの会社は何も特徴がない。」といってしまうのは、右脳を生かし
た創造的な発想が機能していないからだということです。しかし、当時は、そ
んなことはまったく分かりませんでした。
●これらの経験からセミナーでは、収集した情報はまず吐き出しましょうと説
明しています。つまり右脳をフル活用しましょうということです。そうでない
と構想を開始すると左脳の制御が強くなり自由な発想が閉ざされてしまうから
です。
(次号へ続く)
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■2.PowerPoint修得の『コツ』・・・・(お休みです)
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※お休みさせていただきます。
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■3.お薦めのメルマガ
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★長女の私立中学御三家への合格
★家族旅行でハワイの自然・リゾートを満喫
★年収2000万円(大幅に上回って達成)
★金融資産5千万円(大幅に上回って達成)
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著者がこれらの夢をどのように実現していったのか。
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■4.相互広告募集中
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■5.編集後記
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強いですね。ジャイアンツ。
監督が変わるとこんなに変わるのか?といった感じです。
私のごく私的な統計では、かつてチームの「エース」と言われた人が
監督になっても上手く行かない、というのがあります。
もちろん星野さんのような例外はありますが...
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□URL :http://www.nakeru-p.com
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